大学生の娘が依頼者に会いにタイ来る時を狙って調査を入れると、初日の金曜日の夕方頃から妻は自宅を自動車で出て、最寄りの駅近くのコインパーキングに車を停めると、近隣ナンバープレートの高級SUVが現れ、妻が慣れた様子で助手席に乗り込んだ。
そのまま、金・土の1泊の温泉旅行へ出発、遠出で警戒心が薄れたのか、手をつないだり、海岸で抱き合い、キスする様子を撮影、夜は旅館内へ調査員に潜伏してもらったおかげで、1つの部屋で宿泊したいる様子、2人だけで食事をしている様子なども証拠に収めた。
帰路はふたりが分かれた後、尾行を男に切り替え、男の住居が判明。
後日、男の勤務先や家族構成を調べると、男は会社経営者であり、既婚者ではあるが家族とは別居している事が分かった。
その後、離婚コンサルタントの行政書士に男への慰謝料請求、妻との離婚協議書を作成を依頼、調べてもらった相手の男の勤務先駐車場にて依頼者は相手男と接触、あらかじめ下見をしておいた近くの喫茶店にて不貞の事実を認めさせ、慰謝料請求にサインさせた。
妻との離婚の話し合いでは、離婚を承諾、財産分与の話合いになったが、調査前から資産運用の専門家にアドバイス通りの対応をしていた為、資産の評価価格も一時下がり、通常より少ない額で妻への財産分与を渡すに至った。
依頼者からは「ずっと気づかずにいたら、このまま向こうの計画通りに離婚、財産分与となっていたかもしれない、離婚を考えてもいなかったのでノウハウがまったくなく、離婚の専門家が相談から解決まで寄り添ってくれて助かった」と感謝を頂いた。